【 True Blood トゥルー・ブラッド】
2008年 米国の吸血鬼好きは止まることを知らない上に 次から次へと違う毛色の作品が発表されることからも 製作側のハングリー精神が旺盛なジャンル。 こちらも新感覚を売りにした吸血鬼モノ。 あらすじは吸血鬼がその性質を抑える薬を使い、差別を受けながら 社会生活を営むというもの。 吸血鬼代表と保守派の政治家のやり取りはブラックユーモアたっぷり。 シリアスではなく、メロドラマ度合いも低い。 主演は子役出身のアンナ・パキン。 製作はアメリカン・ビューティのアラン・ボール。 この2人を吸血鬼モノに当てるアイディアは斬新であり 2人ともお互いの個性を十二分に発揮している良作。 吸血鬼やオカルトに興味がない人も見やすいが SFも嫌いとなると難しいだろう。 王道に使われる恐怖を煽る効果音や叫び声はないので そちらが好きな人には不満が残るだろう。
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