【 Suits スーツ】
2011年 2013年末現在、オススメのドラマを聞かれた際は とりあえずSuitsを挙げることにしている。 ソフト化やレンタルが開始されてそれほど間もないというのも理由だが とにかく出来が良く、嫌いになる人がいない作品だから。 月曜の夜に見ても疲れない口当たりの軽さと 疲れが取れるような暖かさ、前向きさ加減、 それでいて密度も高く満足感も高いとくれば文句は出ない。 大物俳優出演!とか異常犯罪!原作が名作!といった 派手さや謳い文句がないので、日本ではイマイチ営業しにくいかもしれないが 見てもらえば良さが確実に伝わるだろう。 唯一謳い文句があるとすれば『天才的な記憶力』か。 それもこの作品は典型的な天才とは違う見せ方をする。 天才と呼ばれる人が出てくると、ストーリーがやや偏ってきて 天才的能力を発揮している場面にしか注目しなくなることがある。 しかし、こちらはそういった偏りがなくひけらかすことがない。 天才はあくまでキャラクターの要素の1つであって キャラクターも物語りも良くコントロールされている。 また、主演2人にとってこの作品が始めての代表作となったというのも 今の時代では新鮮さ高感度が高い理由の1つ。
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