ステーヴン・キングのシャイニングが原作。
この年のエミーの初演女優賞はヴェラ・ファーミガだと思った。
結局は違ったけれど、とても素晴らしい演技。
恐怖感は抑え目で繊細な印象。
原作が大物な割にはヒットしていないけれど
安定感があって悪くないです。

デヴィッド・テナント主演のミステリー。
本国英国でも人気のシリー ズ。
英国での刑事役としての１つの典型である
『×イチで家族思いで孤独で人間関係 が下手で実直で
天才的な操作能力を持つ』というのが主人公。
悲しい事件をより悲し く情動的に描き
、丁寧な展開を見せる良作。
Doctor Who時代の印象を持つ人には
意外 に役にハマっていてとても新鮮。
何かぐっと集中して見れる面白いものを、とお探し の方にオススメ。

人気俳優2人によるシットコム。
セス・グリーンとジョヴァンニ・リビシのダブル主演なら
もっと面白くても良かったんじゃないか？
という視聴者の声がそのまま１シーズンでの打ち切りとなった。

毎回ゲストを迎えて、酔っぱらったナビゲーターが
アメリカ史を語 るコメディ。
歴史にかかわる部分は当時の再現映像。
ふざけた番組好きな有 名俳優が多く出演して見ごたえもある。
酔っぱらいが真剣な内容を話してる様は、 隣にいると面倒だが、
テレビで見ると面白いことに気づかされる。
当年お気 に入りの番組となった。

1シーズンで打ち切りが決定。
しかしながら、そんなに悪かったのか疑問が残る作品。
作品自体の善し悪しというより
「もっと先に打ち切りになってもいい番組があったでしょ？」
という疑問。
シーズン２をわくわく楽しみに待つほどでもなかったけれど
そんなに悪くなかったですよ。

Netflixのコメディ。
題名も結構挑発的だが、ストーリーも派手。
面白すぎる登場人物ばかりだが
役者もすごいんだろうけれど
人物設定がしっかりしているので話が進むごとに
安心して楽しめる作品。
キャスティングもぴったりきていて良い。
レギュラーの1人ローラ・プレポンは
That'70s Showで主人公の幼馴染ドナ役で知られる。
当時、彼女を見て
もっと極道の女のようなドギツイ役が似合うと感じていたので
今回の役で大当たり。
インターネットを上手く利用しているという点で一番の成功作ではないだろうか。

副題は暴走遺伝子。
主人公のクローンがたくさん出てくるやさしめ ＳＦス%

グレッグ・キノア主演のコメディ。
オーストラリアのドラマのリ メイク作で
ダメ弁護士を描いており、ストーリ自体は悪くないけれど
グレ ッグ・ノキアが手持無沙汰のように感じた。
少なくとももう少し重い物語の方が彼 に合っている。
懲りずにまたドラマに出てほしいです。

大人気映画スリーピー・ホローのドラマ化。
映画とは全く別物で あり、ファンの人は遠慮した方が良い。
「やっぱりジョニー・デップじゃないとね 」
と思うこと必至です。
ただ、予想外にも連続ドラマとしてはアリ。
10〜20代の若い層を明確にターゲットにしており
オカルト好きが夢中になるよう に上手くまとめている印象。
さらにアメリカ史の史実の部分も上手く取り入れてい るため
若年層以外にもファンが生まれる。
1シーズンで打ち切りにならなか ったのも納得。
日本でもFOX系ケーブルで放送。
HPにて荒俣さんの興味をか き立てる解説が素晴らしいので
ぜひご覧いただきたい。
⇒荒俣さんの解説

ジョナサン・リース・マイヤーズ主演の吸血鬼ドラマ。
吸血鬼も のも幅が広がっている昨今。
個性もグロさもエロさも中途半端であり
主演 に頼り切った印象。
シーズン1で打ち切りになった。

冷戦末期のアメリカにて活動するスパイ夫婦の物語。
スパイが主人公ではあるものの、
スリラーなどとは少し違う。
夫婦になりアメリカで暮らすという任務における葛藤や感情の変化を丁寧に描き、
プロのスパイらしい行動はメインというよりスパイスに近い。
超シリアスなスパイ風ソフトメロドラマ。
1度見るとハマってしまうこと必至。
冷戦を知らない世代には新鮮に、
冷戦を知る世代には懐かしさをもたらす。
名脇役マーゴ・マーティンデイル出演シーンは必見。

何はともあれジェイムズ・スペイダー主演。
触れ込みやポスターの イメージを覆さず、期待通りです。
内容は主演頼みなのかと思いきや、浮ついてお らず
驚くほどきれいにまとまっているので
年齢も問わないし、マラソン鑑賞 でも疲れない。
主演級のメーガン・ブーンも安定感がある。
よほど制作側が 血迷わない限り続く予感。
強烈なファンはつきにくいが、見て損だと感じる人はい ないはず。
日本の海外ドラマ好きに受ける印象。

スティーヴン・キングの原作をCBSがドラマ化。
ポイントは『CBSが 』という点。
1話目がニールス・アルデン・オプレヴが監督しているものの、
全くそれらしくない。
原作の筋書でやや見れる。原作者ファンはがっかりするので 避けた方が無難。

Once upon a timeと比べられることが多い作品。
Once〜と warehouse13の間といったところだろうか。
Once〜と同じなのはジャンルというよ りその骨太さ。
大人でも10代に戻って見入ってしまう展開の安定感、
経験 豊富で派手過ぎず
ハズさない俳優をキャスティングしているなど
予想以上 に楽しめます。