【 The bletchley Circleブレッチェリーサークル 】
2013年 舞台は50年代のロンドン。 ブレッチェリーパーク政府暗号学校の卒業生の女性4人が 連続猟奇殺人鬼を追うミステリー。 ちなみにブレッチェリーパーク政府暗号学校は 大戦中実在した学校であり ドイツ軍の暗号解読に大きな成果を挙げた集団。 スパイ活動であることから、関わった人物は全て 公になった70年代まで当時の功績や所在を誰にも話せず 最大の功労者であるアラン・チューリングは コンピュータ理論の祖とも言うべき偉人の1人。 話をドラマに戻す。 舞台は50年代のロンドン。 時代物で解決モノというと洞察力が主流だが このドラマは暗号学校の卒業生であり 数学的な能力も高い登場人物の能力を ネットやデータベースに当てはめている珍しい設定を持つ。 少し突飛な展開もあるものの フィクッションとしてとても楽しめる1作。 主演のAnna Maxwell Martinの雰囲気もとても印象的で良い。 世間の数学者のイメージ通りにもう少し偏ったことを言う人物にしたら もっともっと評価もファンも増えるのではないだろうか。 大人気とまではいかないだろうけれど その新鮮さから根強いファンがいそうな作品。
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